Surface Go2、発売!前モデルとの比較やスペックを徹底考察。

Microsoft

軽量で、薄型で、小型。どこにでも持ち運べて、どこでも仕事ができる端末として発表されたMicrosoft純正端末のSurfaceGoシリーズにも2年の歳月をかけてようやく新型が発表された。日常のタスクを高速化し、サラリーマンや学生の助けとなる2in1パソコンとして、期待がかかる。

Surface Go2とは

コンセプトは、

日常のタスク、ムービー、音楽、ショーのストリーミング、ショッピング、ブラウジング、電子メール、宿題の速度を向上

公式サイト、「シナリオ」より

前回の、タスクやショッピング、動画の閲覧などの軽い作業を推していたのに比べてスペックの最適化や向上が期待できる。公式サイトを見るにライトユーザー向きな仕様が予想される。

外観を見ていこう。外観については変更がない。前モデルのシンプルな小型Surfaceを続投するようだ。多くのタブレット(7mm)に比べて厚みは8mmと、大差はない。

Surface Goとの比較

それでは、コンセプト通りのスペックの向上があるか確認していこう。スペック表は以下。

Surface Go2Surface Go
 245mm 245mm
175mm175mm
厚み8.3mm8.3mm
重量544g~553g522g~532g
カラーシルバーシルバー
RAM4GB~8GB4GB~8GB
ROM64GB~128GB64GB~128GB
CPUIntel Pentium Gold 4425Y/
Core m3
Intel Pentium Gold 4415Y
GPUIntel UHD 615 GraphicsIntel UHD 615 Graphics
画面サイズ10.5inch10inch
画素密度220pi217ppi
生体認証顔認証顔認証
インターフェイスUSB-C、ヘッドホンジャック、SurfaceConnectポート、
Surfaceタイプカバーポート、
microSDカードリーダー
USB-C、ヘッドホンジャック、SurfaceConnectポート、
Surfaceタイプカバーポート、microSDカードリーダー

外観にも大きな変更はなく、CPUの刷新、ボディ変更なしで画面の大型化、が主な変更点だろう。また、メーカー公表値だがバッテリー駆動時間の基準が動画再生時間からデバイス使用時間に変更となり、駆動時間自体はのびているものの、バッテリーもちがよくなったとは考えにくい。

全モデル間のスペック比較

モデルは全部で3つ。Pentiumプロセッサを搭載した2モデルとCore m3を搭載したLTEモデルだ。

Pentium・4GBPentium・8GBCore m3
RAM4GB8GB8GB
ROM64GB128GB128GB
CPUPentium Gold 4425YPentium Gold 4425Y  Core m3  

Core m3はGeekbench5のスコアで1500点前後、Pentiumは1000点未満のものが多いため、完全にオフィスソフトやメール、ブラウジングなどのライトユース向きである。起動やアプリの動作に困りたくないならCore m3モデルを選択するのがよい。

しかしながら、この低性能はあんまりよろしくない。

正直外部アプリのゲームができるなどと思わない方がいい。Core m3モデルですら、最廉価モデルのiPadと大差ない性能なのだから。ファイル管理にしてもストレージが足りないため、外部ストレージの導入が不可避である。使用に関しては不便が多いだろう。子供の学習用や、動画鑑賞用、気軽に持ち運べる拡張デバイスとしてならいいのかもしれない。

【学生価格あり】価格でコスパを検証。

ここからは価格の比較だ。もちろん学生諸君のための価格も用意してあるのがSurfaceなので、安心して欲しい。()内が学生価格だ。10%オフで提供されているのがわかると思う。

Pentium・4GBモデル →65780(62491)円

Pentium・8GBモデル →85580(81301)円

Core m3モデル →107580(102201)円

モデル間の価格差はそれぞれ約20000円となる。

先の章で述べた通り、この端末は基本的に低性能なので、性能にはあまり期待しない方がよい。出先で高速のインターネットを使用できるという意味でLTEモデルは貴重だが、スマホのテザリング機能に集約した方が良いので必要なし。また、この端末の最大の長所は2in1で使用できる点なので、ペンを用いた描画を行ったり、時に文章の入力をする分に必要なスペックとしては最廉価モデルで十分なのかもしれない。

他が高いので消去法的に最廉価モデルがコスパが高い。

Surface Goを買うときの注意点

このSurfaceを買うにあたって注意しなくてはならないことがある。注意点を3つ紹介しよう。

各スペック個別のカスタマイズができない。

他のパソコンと違って、Microsoftストアでは各スペックを個別にカスタマイズすることができない。これは安定した在庫確保のためだと思われる。だから、CPUのCore m3と4GBのRAMを同時に選択できない。そのため自分の用途に最も近いスペックを判断する必要がある。

予め決まったスペックのものしか買えないのは注意しておこう。公式サイトはこちら。

Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

ストアでは学生価格の資格を確認しないと買うことができない。

Microsoftストアでは、Appleストアのように、学生向けの価格をすぐに知ることはできず、一度利用資格を確認しなくてはならない。

そこで、学生諸君は製品ページに飛んだら、「仕様を選ぶ」ボタンの下にある、学生価格の利用資格を確認してから移動しよう。学生価格に表示されたことを確認するのを忘れずに。

保証が2年間しかない。

偶発的な事故による損傷への保証は、最長で2年間しかないのは気を付けておこう。同じような価格で保証を提供しているMacが3年間だから、そのつもりでいくと保証してもらえなかった、なんてことになるかもしれない。

パソコンとして使用するにはスペックが低すぎる。

そして最後に、確認しておかなくてはならないのが、最低グレードのiPadと比較しても全体的なスペックや使い勝手が劣ると言うのは念頭に置かなくてはならない。ゲームなんてできないし、外部アプリもサクサク動作する保証はない。それでいて価格が高いのである。

一応メリットとしては、2つ上げられる。これが特にいらないならiPadを買って欲しい。

Windowsのファイル管理ができる

Windows10のファイル管理ができるため、データの管理や置換が非常にしやすい。また、見つけやすい。

拡張性が高い

USB-Cポートは言うまでもないが、microSDカードリーダーなど、パソコンとして使うには小さいストレージの弱点が保管できる。また、外部からフォルダを転送できたりできる。

結局、Surface Go2は「買い」なのか?

筆者の全体的な結論としては、買うべきではない。にしても理由がちゃんとあるし、選ぶ理由も少ないが存在はしている。

理由は、スペックや使い勝手に対して価格が高すぎるから。これを買うなら、動画を見たり、文字を入力したりなどの用途的にはiPadの方が十分動作するし使いやすい。さらにそれらに加えて、本領を発揮できるペンやキーボードなどの重量も加えればタブレットとしての使い勝手は完全にiPadにとって代わられるだろう。

また仮にWindowsのモバイルパソコンとして動作させるにも、処理性能が低いことには、他の安くて高性能な選択肢が豊富にあるということを念頭に置かなくてはならない。唯一勝てるのは重量だ。6万円台から買えるノートパソコンには800gを切るものがほとんどない。そこで、

軽さ、描画に長けているタッチパネル

VS

処理性能、低価格さ

を天秤にかけることとなる。上の軽さパネルを選択するなら買うのはアリだと思う。

まとめ

最後に、この記事のまとめを記しておく。

Surface Go2は低スペックで不便な上に高いので買わない方が良い。

もし買うにしても、使える用途ならiPadの方が安くて高性能で優秀だ。

でも軽さと高精度のタッチパネル、そしてWindowsを求めるなら買ってもいい。

公式サイトはこちら。

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