【2020年モデル】MacBook Air とMacBook Pro(13inch)の違いを考察する

Apple

新たなMacBook Pro13インチが登場し、ついにMacBookも全モデルが半年以内にアップデートされた最新の状態となった。今回は、13.3インチのスクリーンを持つMacBook AirとMacBook Proを徹底解剖しながら、MacBookが欲しいという人に向けた解説をしていこう。

発表されたMacBook Proについての分析はこちら。

携帯性の比較

MacBook Pro(新)MacBook Air
212.4mm212.4mm
304.1mm304.1mm
厚み15.6mm1.61mm
重量1.4kg1.29kg

大きさと重量の違いを見ていこう。まずはスペックから。

縦横の長さは完全に同じ。重量も110gしか違わないのでほとんど違いは感じられないはずだ。

大きな違いは厚さに関するデザイン。MacBook Airは、ヒンジ部分から先に向かって薄くなっているデザインなのに対してMacBook Proは全体として均一になっている。

Airのデザイン。最も薄い部分は4mm程度、とApple。
Pro。縁が6mmほどしかないため上から見ると薄く感じられる。

そのため、MacBook Airの方がヒンジ部が厚くても、手にとって感じられる厚さは薄く感じるということだ。しかしAirとProの両者を比較しても厚みの差はわずか0.5mm。ほとんどわからない。

結論としてはほとんど同じだがMacBook Airの方が薄く感じられるデザイン、ということである。

スペックの比較

スペックを比較して、その価格差をはっきりさせよう。基本的なものはこちらだ。

MacBook Pro(新)MacBook Air
212.4mm212.4mm
304.1mm304.1mm
厚み15.6mm1.61mm
重量1.4kg1.29kg
カラーシルバー・スペースグレイシルバー・ゴールド・スペースグレイ
RAM8〜32GB8〜16GB
ROM256GB〜4TBPCle256GB〜2TB
CPU8thGenCorei5~10thGenCorei710thGenCorei3~10thGenCorei7
GPUIntel Iris Plus 645/無印Intel Iris Plus 無印
画面サイズ13.3inch13.3inch
画素密度227ppi227ppi
生体認証指紋認証指紋認証
キーボードMagicKeyboardMagicKeyboard
インターフェイスThunderbolt3×2〜4Thunderbolt3×2
価格148280〜115280〜

基本的なスペックではMacBook Proが上位互換となっている。そこで、独自の機能について考える。

画面性能

Proの方が、画面の色域が25%広く、輝度も100ニト多い。これは、画面の性能に妥協できないプロのための仕様ということもできる。

色域が違うと、高解像度の画像でも表示できる色が偏って、解像度が低く見えてしまうことがある。MacBookのRetinaディスプレイは広い色域をカバーしていることが売りなので、Macらしさを追求できるのはProということを覚えておこう。

Touch Bar

MacBook Pro専用の機能として登場したTouch Barは、直感的な操作をサポートする。私の主な用途は以下の通りだ。

ブラウザ使用時のタブの切り替えスクリーンショット画面ロック通知センターを開く

キーボード操作などからタッチするだけなので非常に簡単に使える。従来のファンクションキーに対して電力消費が大きかったり、反応しないなどの不具合も多いが、私にとっては重宝している。

SSD速度

SSDの読み出し速度が非常に速い。MacBook AirがPCleベースなのに対して、ProのSSDはMacBookProの売りのPCleFlash爆速SSDを搭載。また、カスタマイズで4TBまで上限が増したことで最大3.0GBsを実現。Airは同容量でも60%ほどの性能である。

これで動画編集(100GBを超える、8K、4K動画など)に関してのストレスが大きく減ることになる。他のノートパソコンには存在しない速度のSSDだから、高くてもカスタマイズする理由はちゃんとある。

グラフィック性能

搭載しているIntel Iris Plus GraphicsはAppleが行っている実験から考えるしかないようだ。

MacBook Airの場合、前モデルの617に比べて180%の速度を達成。

またMacBook Proが搭載しているIris Plusは、前モデルの655に対し同じく180%を達成。

ここで、Passmarkの評価からおおよその点数を算出してみよう。

 MacBook Air(無印) MacBook Pro(645・無印)
 Passmark換算 15801910・3252

Airと比べても、Proのエンコード性能が高いことがわかる。

価格の比較と考察

MacBook ProとMacBook Airをオプション価格で比較する。

一般価格

一般価格。筆者がお買い得だと思うのはThunderbolt3×4モデルの下位モデル。Thunderbolt3×2モデルよりもCPUのクロック数が上がり、RAMも強化されていながら37400円の価格上昇で抑えている。

Thunderbolt3×2
(下位)
Thunderbolt3×2
(上位)
Thunderbolt3×4
(下位)
Thunderbolt3×4
(上位)
CPU8thGenCorei5
8thGenCorei7
+33000
8thGenCorei5
8thGenCorei7
+33000
10thGenCorei5
10thGenCorei7
+22000
10thGenCorei5
10thGenCorei7
+22000
RAM8GB→16GB
+11000
8GB→16GB
+11000
16GB→32GB
+44000
16GB→32GB
+44000
ROM256GB
512GB
+22000
512GB512GB
1TB
+44000
1TB
+22000
1TB+220001TB
2TB
+88000
2TB
+66000
2TB
+66000
2TB
+44000
4TB
+132000
4TB
+110000
価格148280170280207680229680

次にMacBook Airを見ていこう。

MacBook Air(下位)MacBook Air(上位)
CPU10thGenCorei3 ー
10thGenCorei5+1100010thGenCorei5
   10thGenCorei7+27500      10thGenCorei7+16500   
RAM8GB→16GB +220008GB→16GB +22000
ROM256GB
512GB+22000512GB
1TB+440001TB+22000
2TB+880002TB+66000
価格115280148280

Airの方は下位モデルからメモリが3733MHz仕様なのでお買い得感は強い。SSDはPCleベースなので遅いというデメリットもあるが。

Corei5でコア数が2倍になるので、11000円出す価値は高い。メモリといい、全体的にコスパはMacBookのなかでも高い方だと思う。

学生・教職員価格

オプションもストレージ以外は10%オフになっている。元の価格も12100円低くなっているので学生で購入する人には朗報だ。

Thunderbolt3×2
(下位)
Thunderbolt3×2
(上位)
Thunderbolt3×4
(下位)
Thunderbolt3×4
(上位)
CPU8thGenCorei5
8thGenCorei7
+29700
8thGenCorei5
8thGenCorei7
+29700
10thGenCorei5
10thGenCorei7
+19800
10thGenCorei5
10thGenCorei7
+19800
RAM8GB→16GB
+9900
8GB→16GB
+9900
16GB→32GB
+39600
16GB→32GB
+39600
ROM256GB
512GB
+22000
512GB
512GB
1TB
+44000
1TB
+22000
1TB+220001TB
2TB
+88000
2TB
+66000
2TB
+66000
2TB
+44000
4TB
+132000
4TB
+110000
価格136180158580195580217580

上位モデルも均等に12100円割引かれているので、割引率では安いモデルの方がお買い得であると言える。次にMacBook Air。

MacBook Air(下位)MacBook Air(上位)
CPU10thGenCorei3 ー
10thGenCorei5+1100010thGenCorei5
   10thGenCorei7+27500      10thGenCorei7+16500   
RAM8GB→16GB
+22000
8GB→16GB+22000
ROM256GB
512GB+22000512GB
1TB+440001TB+22000
2TB+880002TB+66000
価格103180136180

MacBookの下限を引き下げたエントリーモデルとしては、ライトユーザーが買っても、ある程度精通した人が買っても満足度が高い。しかし、クリエイター志望の学生など、センスを磨きたいという人にはProを買うために+33000しても損はないと思う。そこに含まれるTouchBarや色域を広げたRetinaディスプレイが活用できるものだと思うからだ。

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