iPhone5sレビュー。7年前の社会現象スマホのデザインや性能、使い勝手をチェック!

Apple

iPhone5sは、iPhoneの革命家だったと思う。ホームボタン兼指紋認証搭載で業界に生体認証の流行を生み出し、チップは2倍も高速化。そして待望のドコモ発売だったからである。価格も7万円スタートと大きく跳ね上がったが日本では大きなヒットとなった。長きにわたって売れ続けたスマホで、日本歴代では現在4番手、世界では2番手の大物である。

徹底レビュー

外観

外観はシンプル。発売から7年近くたった今もダイヤモンドカットかと思うようなエッジの作りは惚れ込んでしまうほどだ。

背面もマッドなアルミボディとプラスチックの2素材加工は非常に好印象である。カメラの出っ張りがないのは高評価。置いたときも安定する。

iPhone11や最近のスマホの出っ張りにはイライラしていたから、筆者はこのデザインがすこぶる気に入っている。

携帯性

非常に小さく、軽いのが特徴だ。横幅はmmと圧倒的に小さい。小型スマホ歓迎派の私でも、最近のスマホに慣れてしまったのでさすがに小さすぎると思う。

片手操作しようとすると狭い範囲での作業でストレスがたまる。7年前のスマホのスタンダードがこれだから時代の流れは凄まじい。

実際に測ってみた重量は114g。公称値が112gとはいえ軽すぎる。

携帯性としてはほぼ全ての作業着の胸ポケットに入るサイズだから、現場作業の人には嬉しいんじゃないかなと思う。

音質

YouTubeでクラシックを再生。さすがハイエンドなだけあってステレオ再生に対応している。とはいえ通話用スピーカーから出る音は申し訳程度のものだった。

聴いた印象は、音こもりすぎ。Galaxy A20よりも酷い。7年くらいでハードのレベルは大きく進化したんだなと実感。

画面性能

スペック的には6s以前のiPhoneは色域がsRGBと狭い。時代ということもあるが、7以降のスマホと比べるとどうしても見劣りするのは仕方がないようだ。

と思っていたが意外にもきれい。写真や動画などを色々見たが、コントラスト比は現行スマホ最安クラスのGalaxy A20くらいだった。

視野角が広い。7年経っても高性能である。

カメラ性能

ここでは、iPhone5sと、4年後のiPhone8、そして現在の最低価格ラインのGalaxy A20で比較していこう。

明るいときその1

iPhone5s
iPhone8
Galaxy A20

4年後リリースのiPhone8には負けるが、遠くまで綺麗に撮れている。雲の様子もよくわかる。特に問題はなさそうだ。

明るいときその2

iPhone5s
iPhone8
Galaxy A20

やはり明暗差が激しいところでは黒潰れが発生。しかしそこまで気になるほどではない。明るいところでの撮影能力としては7年前のスマホでは上出来だ。

逆光

iPhone5s
iPhone8
Galaxy A20

逆光は弱い。現在のローエンド、Galaxy A20と比較しても影がよく見えない。逆光での撮影はハッキリ言って不得手だ。

食事

iPhone5s。
iPhone8
Galaxy A20

5sは他の機種よりも断然鮮やかに撮れた。実際の見たまんまに最も近い。これは好印象。

夜景

iPhone5s
iPhone8
Galaxy A20

流石にノイズは隠せない。でも7年前って、夜景を撮ることを想定してスマホカメラを作っていなかったと思うから仕方がないだろう。

処理性能

Antutuベンチマークを計測した。結果は以下の通り。RAMが1GBしかないのでGPUテストはパスするようだ。なので0点。計測されたなら9〜10万点くらいかな。現行のスマホの最低ラインくらいだから、検討しているといえよう。

次にGeekbench5。シングルスコアが意外と高い。これはGalaxy A20やXperiaZ5Premiumと比較しても上回る。使用感が快適なのはこれが理由なのかもしれない。

試しに筆者の好きなAsphalt9をプレイした。時々カクついて1秒くらい止まるが、プレイできないことはない。

7年越しでもスマホの使用としては、「使えないことはない」だった。

充電持ち

バッテリー容量は1500mAhくらい。しかし画面が小さいことなどで案外バッテリー持ちは悪くはなかった。

100%の状態から2時間動画を再生すると電池は47%に。表示領域が狭く画面の省電力性能も確保できている。

参考に、4年後のiPhone8が53%であった。5sに比べて画面の面積は1.4倍、バッテリーは1.2倍の容量だから8ではSoCと画面の進歩がわかる。

指紋認証

iPhone5sから搭載されたのが指紋認証だ。指紋認証をはじめとする生体認証は、このiPhoneの普及によって爆発的に広がった。

今回はその精度について検証する。

登録時

登録システムは現在の方法とほとんど同じだから、特に困らなかった。ただ、ボタンに指の腹を押し当てても反応がなかったりと精度はイマイチ。初期製品なら仕方がないともいえる。

解除時

感圧式のボタンを据えるiPhone8と比較すると速度の差は明らかで、やはり5sの方がワンテンポ遅い。あとは感圧式に比べてボタンを物理的に押し込まなくてはならないから精度も悪い。

これが生体認証の幕開けとなる商品だから仕方がなかろう。7年前だ。7年前。

まとめ

最終的な評価としては、「使えないことはない」に尽きる。

7年前のスマホで、ここまで使えるものなど探してもあるまい。最新ではないがiOS12を積んでいてもよく動くし、カメラ性能も日中などを選べば不満のない写真を撮影してくれる。

正直、絶対使えないと思っていたから驚き。やっぱり安心と信頼のiPhoneだしその中でも傑作だと思えるスマホであった。

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