【最高の最低限】Galaxy A20ハンズオン、レビュー。子供やシニア向け。

Android

世界で最も売れているスマホブランドの、最も売れているシリーズのスマホを検証した時、筆者の頭には開発の思いがよぎった。今回レビューするのはGalaxy A20である。仕様のあれこれが少し違うものの、世界で7番目に売れている機種でもある。今回は国内のドコモ版を手に入れたので検証しようと思う。

徹底レビュー

外観

シンプルな外観。カメラも1つと、最低限。

プラスチックの外観でチープかと思いきやフレームの金属光沢で悪くない。この赤色となると前に持ってたiPhone 11 のPRODUCT REDと比較してしまうな。正直iPhoneのアルミフレームより光沢のあるメッキフレームの方が見た目の質感はいい。触るとバレるけど。

あとこのプラスチックの外観、よく滑るからよく落ちる。前面も背面もツルツルで、裸はあんまり良くないね。

USB-Cのポートは高評価。表裏のない端子は大事。

携帯性

どうやらこのドコモのA20は海外バージョンと違うみたいで、サイズが小さい。

縦は8mm、横は3.7mm減っている。非常に持ちやすく、ベゼルは太いが片手操作も楽々。

画面サイズも6.4インチから5.84インチとダウンしている。

重量を測ってみると151g。ドコモの発表した数値とドンピシャリ。軽いね。

画面

まず解像度が低い。1560×720だから細かいところに目を向けると粗が目立つ。だがそこまで不快なものではない。視野角も広いし、コントラストもはっきりしている。

低スペックもあって映像が安定しない。後述するスピーカー性能も相まって映画を見るのには向かない端末だと思う。

ヒビコア。の独断と偏見によるスマホのディスプレイ評価では以下の通り。

Mate 30 Pro 5G

Galaxy S10+

iPhone XS

Pixel3a XL

Xperia Z5 Premium

iPhone 11

P30 Pro

nova5T

Galaxy A20

しかし安いスマホならと、割り切れる。20000円ですからね。

音質

低音には弱く、高音も音圧がつよい。シングルスピーカーも相まってのっぺりした音質。

ヒビコア。の独断と偏見のスマホスピーカー音質ランキングでは以下の通り。

Galaxy S10+

iPhone XS

iPhone 11

Mate 30 Pro 5G

Pixel 3a

P30 Pro

Xperia Z5 Premium

nova5T

Galaxy A20

ローエンドなりの性能っていえばその通り。期待する価格ではないので、不満も特にない。

カメラ性能

風景画をメインに撮ってみた。点数は廉価版として見たものであることをお忘れなく。

明るいところその1。

高架下。明るい場所もズームすれば8MPなこともあって粗いが、全体的には問題なし。盛れる写真が撮れるわけではなく、見たそのままの色という感じだ。明るい部分が白飛びしがち。

80点。合格。

明るいところその2。

鮮やかに撮れている。樹の影など黒つぶれはあるがほとんど気にならない。廉価版スマホの風景画としては十分すぎる。

95点。優秀。

逆光その1。

逆光下では影のノイズが強め。光量を抑え込んだ結果、川沿いの樹の色はほとんどわからないが、空はわかる。

75点。合格。

逆光その2。

夕方のビル街。木々や黒いものが潰れて区別しにくい。空の表現は光を抑えていて見やすいが暗所には弱い。

70点。廉価版としてはギリギリ合格。

暗所その1。

実際の景色を再現しておらず明るめだが、白飛びも案外少ない。ノイズを感じさせにくい写真でぱっと見の見栄えはいい。

廉価版としては80点。

暗所その2。

こちらは白飛びとノイズが酷い。正直、看板の細部の白飛びを抑えるのは並のスマホでは無理。しかしもう少し見えて欲しいところではあるからギリギリ合格の70点。

暗所の光量取り込みができないカメラなのだろう。明るいところの風景画としてはいいものが撮れるが暗所撮影には向かないことを知っておこう。

おサイフケータイと防水

この機種はドコモで売られているから、韓国のスマホとはいえちゃんと日本仕様になっている。おサイフケータイ機能搭載。

そして防水もIP68と、業界最高クラスの試験規格を突破している。

この2つ、スマホの基本機能として搭載しているのは評価できる。

UI

カスタムOSのOne UIが付いている。

個人的には文字が丸くて見やすいためやや好印象。操作もしやすい。

ナビゲーションコントロールは、ジェスチャーを選んだものの独特の3点操作でちょっと困惑する。他のスマホとは違うらしい。

真ん中がホーム。右が戻るで左が起動中アプリ表示。

気になるところで言えば設定の項目が独特で探しにくかった。

例えばバッテリーの設定や状態を探しても、他のスマホでは「バッテリー」という項目を探せば良いが「デバイスケア」というところを見なけりゃいけなかったりして面倒。

もう一つ気になったのは、消灯している画面に触れても、端末を持ち上げても起動しないこと。毎回電源ボタンを押すのが地味に面倒。

処理性能

普段Galaxy S10+やMate 30 Pro 5Gなどのハイエンドを使っている自分としては、0.3秒ほどの操作の遅れに少しもっさりした動きに違和感を覚えるが、廉価スマホとしては特に悪いわけではない。値段なりの印象。

Exynos7884Bを搭載している。サムスンの自社製チップだ。

ちなみにほぼ同じベンチマークスコアのXperia Z5 Premium(5年前の機種)を触って見たが、こちらは完全なるもっさりだった。点数は同じでも最適化されている新しい方を使うのがストレスは少なくておすすめ。

Antutuベンチマークを回した結果。

意外に発熱はしない。電力性能も良い。

ヒビコア。におけるAntutuデータベース結果がこちら。

iPhone 11 524277

Mate 30 Pro 5G 504278

iPhone XS 451654

Galaxy S10+ 440523

Nova 5T 410874

P30 Pro 402006

iPhone 8 275302

Pixel3a XL 192377

Galaxy A20 114884

Xperia Z5 Premium 109936

ローエンドなりの性能。

今のシステムでは10万点の最新チップセットでないときついね。

番外編:スマホを落としたはずなのに

A20、自転車に乗っている時に1.2mの高さからコンクリートブロックの地面に落としてしまった。

結果的にフレームに凹みができた程度で、ガラスへの衝撃による割れや傷はなし。背面もプラスチックだしもちろんなし。

A20にはそれなりの耐衝撃性はあるらしい。恐るべしGalaxy。

結論:安いスマホにも手を抜かないGalaxyブランドの株が私の中で爆上がりした

結論としては、以下のポイントに集約される。

新品2万円なりの処理性能。カメラ性能。スピーカー性能。

画面はほんの少し優秀。軽いボディに、にぎりやすいサイズ感。USB-Cポートで防水とおサイフケータイつき、ボディも強めで安心。

前者こそ分かりやすいが、後者こそ大事だといいたい。コストカットのためにいろんなものを削って削って削って…と試行錯誤したのだろうが、防水とおサイフケータイという顧客の求める機能がちゃんとついている。

コスパに突き抜けたものはないが、使いやすさと安心感をもたらすつくりで日本市場に合わせたモデル。値段が2万円と安い(筆者は中古を6000円で購入!!)のでスマホを使いたての子供やおじいちゃん、おばあちゃん、ライトユーザーにもおすすめできる。

Galaxyの最廉価スマホなんておもちゃだろうと思っていたから、これほどの作りのスマホで驚いている。日本で使うスマホの最低限としては良い仕上がりなんじゃないかな。

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