【他の方がマシ】P40 lite Eを名前につられて買ってはいけない理由

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6/2の発表会で日本に投入されることが明かされたP40liteシリーズのE。最廉価モデルのスマホが日本投入される衝撃に、私も共振したものである。税抜で24800円。安い。今回はそのスマホを検証した結果、私がタイトルのような結論に至ったわけを話そうと思う。

P40 lite Eとは

P40 lite Eは、日本国内の発表会にて6/2日に発売されたスマホだ。liteシリーズは2機種で展開され、上位モデルの5Gとは違いがある。スペックとともにご紹介しよう。

P40 Lite EP40 Lite 5G
159.81mm162mm
76.13mm75mm
厚み8.13mm8.6mm
重量176g189g
カラーミッドナイトブラック、オーロラブルーブラック、シルバー、グリーン
画面サイズ6.39inch6.5inch
SoCKirin 710FKirin  820 5G
RAM4GB6GB
ROM64GB128GB
拡張ROMmicroSDXC(512GB)NMカード(256GB)
生体認証顔/背面指紋認証顔/側面指紋認証
カメラトリプル(標準、広角、深度測定)カメラクアッド(広角、深度測定、マクロ)カメラ
おサイフケータイなしなし
価格2480039800

もともと外国では途上国向けのY7pを日本に投入したようなもので、5Gに対して4Gモデルであること以外にもチップやカメラなど全体的に性能が落とされている。その代わり価格は非常に安い。

安いなら良いじゃないかという意見もあるだろうが、筆者はそれを全体的に否定しよう。仕様を詳細に炙り出していけばこの端末を買う意味なんてないし、もっと良い選択肢を知っているからだ。

ちなみに、Kirin 710Fチップは製造プロセスの違いでKirin 710より少しだけパフォーマンスが高められている。

P40 lite Eのデメリット

この端末を買うにあたってデメリットが大きいことを最初に伝えておく。このスマホを選ぼうとしているなら、思い止まって欲しい。

GMS(Google Mobile Service)非搭載

楽天市場より。

このスマホ最大の難点だ。もともと今年日本国内で発売されたHuaweiのスマートフォンはGMSを搭載しておらず、Androidベースに開発されたUIを利用していて、構造上Androidであることには間違い無いのだが、アメリカ合衆国の制裁によりGooglePlayStoreを搭載することができなくなってしまった。つまりはPlayStoreにあるアプリもダウンロードすることができない状況だ。

流行りのゲームもできない、Googleマップも使えないなど、GMS非搭載には様々なデメリットがつきまとう。それらが使えないと困る人は、まずこの機種を選んではいけない(GMSインストールする方法を解説しているものもあるが、文鎮と化すのでやらない方が良い(筆者はできなかった))。

Huaweiの端末全般に言える困ったことである。

端子がmicro-USB

次に注意すべきなのは、接続端子がmicro-USB端子であるということ。裏表のさのある端子など、挿すときに目視確認が必要なので絶滅していった時代遅れの規格である。「いや家にあるから馴染み深い…」関係ない。USB-Cの、一度使ったら辞められない挿し心地を知らないからだ(ヤラしい想像をした人は正座して残りを読んでくれ)。

幅が大きく片手操作が困難

lite Eの特徴として、端末の横幅が大きく、片手で操作することが困難だということが挙げられる。76mmの横幅は、無視できないほどにデカい。片手で操作して落としたくないならスマホリングをつけるか、あなたがデカい手の持ち主でなくてはならない。

画素が識別できるほどディスプレイが粗い

この端末、画面は6.39インチと一丁前にでかいがディスプレイの画素は非常に少ない。その密度、269ppiである。スマホでは最低でも326ppi、400ppiが標準の業界基準では、かなり粗いのだ。画素(ドット)が識別できるほど粗いと、スマホはテレビやパソコンなどと違い、手元で画面を見る故に、文字が読み難かったり写真の細部が見えなかったりする。

P40 lite Eのメリット

3眼以上のカメラ搭載のHuaweiスマホとしては再安値

メリットとしてはこれしかないだろう。

3眼カメラを搭載しているが、それ以上のメリットとしては「Huaweiスマホである」ことである。Huaweiのスマホは、他のスマホメーカーと比較しても綺麗に写真を撮ることが可能であり、下位モデルでもそれはお墨付きの能力である。3眼カメラの恩恵も重要だが、HuaweiのAI処理能力によってより綺麗な写真が望めるというわけだ。

さらに現在国内で発売されているHuaweiスマホのメリットとして、操作がしやすいことや、HuaweiShareなどの独自機能が使えることにある。HuaweiShareに関しては別記事で紹介してある。

Huaweiスマホであることはもうそれだけでメリットなのだ。

Huaweiスマホ内で、もっと賢い選択肢はある

それじゃ、何を買えば良いんだと思われるかもしれない。このスマホを上回る2つを紹介しよう。もちろんHuaweiスマホなのでlite Eそのもののメリットを潰すことはない。

Huawei nova lite 3+

まずおすすめするのがHuawei nova lite3+だ。このスマホは、端子こそmicro-USBだが、P40 lite Eと比較して次のデメリットを補完する。

GMS搭載

高精細ディスプレイ

握りやすい幅

さらに以下のメリットがある。

ストレージが128GB(lite Eは64GB)

13g軽い

これでP40 lite Eと同じ価格だから、次のデメリットが許容できる人はnova lite3+を買った方が良い。

カメラが1つ減ったため広角撮影が不可能

購入はこちら。

ベースとなったnova lite 3との比較記事はこちら。

もう一つ紹介するスマホは、あと3000出すだけで全てが変わるスマホだ。もし安いスマホが欲しいなら、lite Eを買わず、nova lite 3+を選ぶでもなく、是非これを検討して欲しい。

Huawei P30 lite

lite Eの値段+3000円で買えるこのスマホは、lite Eのデメリット全てを打ち消す

GMS搭載、USB-C端子、高精細ディスプレイ、握りやすい幅

を持ち合わせているだけでなく、さらに

17g軽い

カラーバリエーションが3色

というメリットも持ち合わせている。今のところ、P40 lite Eの全ての上位互換とも言えるこのスマホは発売されてから1年経つがその性能の高さに驚くほどの安さからSIMフリースマホの王者である(BCNランキングより)。

Amazonでは27400円。

Amazonのワイモバイル契約では(M/Rプラン選択時。Sプラン(最も安い)では7920円)で購入できるので検討して欲しい。

自分にはP40 lite Eを売ることができない

正直、新製品としても自分はこの商品の良さがわからないため、営業でありこのスマホを売れと上から言われても売れないだろう。なぜ私の信頼を寄せるHuaweiはこのスマホを日本に投入したのか?疑問は尽きない。

何故そこまでして貶すのかと言われそうだが、このスマホのメリットは価格に比べても少ないからだ。それを上回る他のスマホが存在するなら尚更である。良きスマホライフを送って欲しいから、このスマホを買ってはいけないと私は思うのだ。

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